一言でバイオトイレといっても、その実態は多様であることが今回のインタビューを通して分かりました。
ここでは、インタビューさせて頂いた各トイレの概要をご紹介させて頂きます。
(実際には、本当に細かく色々とお伺いさせて頂いた中の抜粋となります。インタビューに貴重なお時間を頂きましてありがとうございました)
いすみ事例①
家の周りにあるものを使って数日で作り上げたバイオトイレ。
土気にある高田造園の高田宏臣氏から作り方を教わってつくった。
里山や田んぼで学び、遊ぶ子供のためのイベントの時、子どもたちが使っている。
女の子は隙間だらけの小屋が恥ずかしくあまり使っていないが、小さな子は使いやすいのか喜んで使っているそう。
いすみ事例②
「初めて来る人でも抵抗感なく使える」を追求したバイオトイレ。
そのために便器はちゃんとしっかりしたものを使い、雨水をためて使用後水で流せるように工夫している。
どんなに環境によくても災害に強くても、トイレは日々のことなので抵抗感をなるべく少なくする仕様にしている。
日常利用ではなく、来客用に利用している。
いすみ事例③
木工をやっているからおがくずが出る、炭を作っているから炭のくずがでる、これを使って堆肥づくりのために始めたコンポストトイレ。
今は堆肥より、循環型の生活をするためにこのトイレを使う。
トイレの汲み取り費用は高いので、経済的で理にかなっている。トイレの穴は地面直結だから虫が入ってくるのが唯一の問題点とのこと。