いすみがく
概要
「いすみがく」とは下記の3つを指針として、活動を行っています
- いすみを学ぶ:地域の方々や、いすみのことについて学生が学ぶ
- いすみに学ぶ:地域の方々と共に、いすみで学ぶ
- いすみを磨く:いすみの良いものを発掘し、新しい形で発信する
机上の空論ではなく、地域課題解決を実践する
教員が与えた課題だけでなく、学生自らが地域の課題を見つけ、その解決策を提案だけで終わらせるのではなく、実践をすることを重視しています。
自らのスキルを活かしたビジネストライアル
自分ができることは何か。自分ができることを利用して地域の中で収益化できる事業は何かを考え、実際にやってみることで、新たなビジネスの可能性や、地域で働くスキルを考える視点を養います。
考えるだけでなく、実践することで、エラーが起きた際の対処スキルの向上も狙います。将来的に、地域で雇用されるだけでなく、自ら起業できる人材を育成し、地域に根付く人材を増やしたいと考えています。
これまでの成果や今後の展望
- 2017年2月 いすみがく 現地フィールドワーク(20日~22日)
まずはいすみ市の現状や課題を、行政・地域おこし協力隊・NPOからのレクチャーや現地視察を通じて知ってもらうFWを実施しました。 - 2017年3月 いすみがく×サイボウズ ワークショップ
サイボウズ社が提唱している問題解決メソッドや、ITを使って、学生・行政職員・地元住民の方と一緒に、いすみの現在と未来を考えるWSを大原で実施しました。 - 2017年4月 いすみがくプロジェクトエントリーシート提出・メンバー決定
- 2017年4月 いすみ市大原商店街木戸泉酒蔵祭り 出店
- 2017年5月 いすみがくプロジェクト ミーティング 開始
- 2017年6月 いすみがくキックオフ交流会
大原商店街にある出口商店にて、いすみがくの紹介と学生自らが自身で立ち上げたプロジェクトを、地域の皆様に紹介する交流会を実施しました。当日は、いすみの活性化に興味を持つ住民の方が60名ほど集まり、発表後には学生とも交流を通じてアドバイスをいただきました。 - 2017年7月 いすみがく 着物細工WSプロジェクト開始
昔ながらの伝統文化を、継承し活かすことができないかと考えた学生・酒井が、いすみの「椿」をモチーフに、正絹の着物の生地を使って作品を作っている地域の方にご協力いただき、全5回のワークショップを開始しました。 - 2017年7月 港の朝市 トライアル出店
いすみの主要な事業者が集結する港の朝市。いすみがくの取り組みを広く知って頂くために出店をしました。 - 2017年7月 いすみがく まごのてプロジェクト
地域の小さな人手のニーズを調査している千邑が、ブルーベリー農家の手伝いをさせていただきました。 - 2017年7月 いすみがく デザインプロジェクト
市内の福祉施設「ピア宮敷」さんから、工学部デザイン学科の学生に依頼を受けて商品のデザインパッケージをすることになりました。3人の学生のデザインからコンペで、小倉のデザインが採用されました。 - 2017年8月 いすみがく 朝市出店
着物ワークショップで創った作品を、朝市で実際に販売まで行いました。 - 2017年10月 デザインプロジェクト完成・無印良品有楽町店出店
小倉が手がけたピア宮敷の商品ロゴが完成。無印良品への出張店舗に新しいパッケージロゴの商品が並びました。 - 2017年12月 いすみがく KITTE出店
着物ワークショップで創った作品と、小倉がデザインしたピア宮敷の商品を、東京丸の内KITTEで開催されたちばICHIBAにて販売。ディスプレイデザインを住谷が担当しました。 - 2017年12月 いすみクル トライアル実走
2018年のサイクルツーリズム展開のための、トライアルを実施しました。
基本情報
カテゴリー
人材育成、産業振興、若者定着
プロジェクトを展開している自治体名
いすみ市 いすみがく
関わっている研究室名、教員名、企業、団体など
いすみ市民のみなさま(プロジェクト協力、拠点整備協力、学生指導協力)
千葉大学コミュニティイノベーションオフィス(客員研究員 加藤)
Kurosawa-kawara ten(拠点整備・改修関連)
しなやかデザイン(デザインプロジェクト関連指導)
実施期間
平成27年度~
プロジェクトに関連するホームページアドレス
いすみがくHP:http://cocp.chiba-u.jp/isumigaku/いすみがくfacebookページ:https://www.facebook.com/いすみがく千葉大学coc-375803682813871/
プロジェクトに関する連絡先情報
千葉大学コミュニティ・イノベーションオフィス
e-mail:coc-p@chiba-u.jp