ON19サミットプロジェクト

概要

ON19サミットプロジェクト

ON19サミットプロジェクトは、御宿町の活性化に向けた将来像をテーマに地元住民と大学生が実施するワークショップです。本プロジェクトは、平成27年より毎年の大学の御宿町での取り組みの報告会などと併せて開催を初めて4年目となります。本プロジェクトは、これまで創造工学部の都市環境工学科・デザイン科学科や先進工学部の生命科学科や社会史システム科学部のプロジェクトマネジメント学科の学生と教員が参加し、町役場の職員や商工会青年部員など町側の住民と熱心に意見交換を行いました。

人口減少に伴う産業の衰退や財政悪化に悩む御宿町は、地方創生の補助金を得て「御宿町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、町を生き返らせるためのさまざまな取り組みを行っています。ON19サミットはその一環で、新たな産業や雇用を生み出したり、町の外からの移住者の誘い込み、安心して子育てができるまちづくりなどの具体的な施策に“若者目線”を導入するのが狙いです。

第1回は学生有志と地元の青年らが「観光・民宿」「農業・漁業」「全ての住民が元気で生きがいのある生活を送れる体制づくり」などについて具体的に話し合いました。この話し合いから生まれたプロジェクトの発想を受けて、今回はそれらを実現するための行動計画や目標設定、学生と住民、行政の役割分担などにまで踏み込んだ議論を行いました。

参加した学部生と大学院生は3班に分かれ、それぞれが町役場職員や商工会青年部員を交えて2日がかりで話し合った結果を最後に発表。その内容は、御宿の浜をカリフォルニアの海岸に見立てて人を呼び込もうという《御宿浜活プロジェクト》や、女性や子供、家族連れも安心して浜遊びができる《街全体が託児所》プロジェクト、かつて東京の新宿・原宿と並んで「三宿」と呼ばれたころの御宿のにぎわいを取り戻そうという《REBORN三宿》プロジェクトなどになります。


これまでの成果や今後の展望

ON19サミットプロジェクト

プロジェクトの実施を通じて御宿町の住民との交流連携の警戒を得ることができました。ON19サミットを契機として御宿工務店などの新たな地域連携プロジェクトも2年にわたって実施しています。今後も御宿町内での事業の報告会や新規事業の企画などを本プロジェクトにより創出していきます。


基本情報

カテゴリー

産業振興、若者定着

プロジェクトを展開している自治体名

御宿町

関わっている研究室名、教員名、企業、団体など

千葉工業大学都市環境工学科 鎌田元弘(教授)
創造工学部都市環境工学科鎌田研究室
合同会社WOULD(千葉工業大学デザイン科学科OB)
御宿町商工会青年部
御宿町企画財政課

実施期間

平成27年4月~

プロジェクトに関連するホームページアドレス

http://kamata-lab.com

プロジェクトに関する連絡先情報

千葉工業大学鎌田研究室
担当者:鎌田元弘(千葉工業大学創造工学部都市環境工学科)
TEL:047-478-0489
e-mail:kamata.motohiro@p.chibakoudai.jp