霧台ルカイ文化再生とイノベーション【国立中山大学】
概要

霧台視察ツアー

霧台地域特徴の発表

収穫舞踏の体験

最終プレゼンテーション
中山大学のPBLは、台湾南部の屏東県霧台を舞台に、「地域活性化と文化再生」をテーマとして実施され、現地の生活や人々の視点から学ぶフィールドワークの要素が強いプログラムです。このPBLでは、現地に住むルカイ族の文化や習慣を深く理解し、地域が抱える課題を知ることが目的とされました。特に、農業や伝統的な祭りの準備、収穫祭への参加など、現地の生活に密接に関わる体験が行われています。
プログラムの内容として、学生たちは霧台の自然環境や文化的特徴についてのレクチャーを受けた後、農作業や伝統的な工芸品作りを通じて地域住民との交流を深めました。また、収穫祭では現地の人々と共にダンスや歌を学び、文化的な習慣を実際に体験する機会が設けられています。これらにより、ルカイ族の文化を保存・再生するために必要な「内部者」と「外部者」の連携の重要性が検討されました。
プログラム内容
対象地
屏東県霧台
参加者
千葉大学5名、国立成功大学22名
プログラム時間割
1日目
オリエンテーション、ルカイ族の文化や霧台の歴史についてのレクチャー、グループ分け、アイスブレイク
2日目
霧台への移動、農場での草むしり、石壁の説明、ルカイ族の文化ガイドツアー、農機を使った土地耕し体験
3日目
アワの加工作業、サツマイモの洗浄、収穫祭の準備、収穫祭ダンスの練習、伝統衣装の説明
4日目
収穫祭への参加、ルカイ族の住民へのインタビュー、祭りでの歌や踊りの披露、文化体験
5日目
ガイドツアー、川遊び、最終発表準備、各グループの発表内容の確認
6日目
最終発表、旗津観光、グループごとの交流活動、プログラムの振り返り
7日目
観光資源、文化的・歴史的施設の見学
おすすめポイント(このプログラムの2024年参加者から)

佐藤凜(国際教養学部4年)
あなたの知らなかった台湾が見えてきます。現地に足を運んで、現地の人と、学生と会話することで、今まで知る由もなかったお隣の国のことがわかってくると思います。何より、国境を超えた一生の友達ができる素敵な機会なので、少しでも興味がある方はぜひ参加してみてください!

小竹涼介(園芸学部3年)
約1 週間の短いプログラムですが、とても充実していて、1 週間がとても濃いです。2.3 週間くらいの感覚です。それくらい楽しく、行く価値があるプログラムです。もちろん現地の学生とも仲良くなれます。あとは、暑さ対策だけしっかりしておけば大丈夫です!

田口紗羽(教育学部2年)
人見知りの私でも、飛び込んでみたらとてもフレンドリーで優しい仲間に囲まれて、人とコミュニケーションを取ることに自信を持つことができるようになった。初めて海外に行くなら、言語以外の部分であまり大きな違いを感じなかったのでおすすめのプログラムだと思う。

中島朋幸(法政経学部3年)
本プログラムは非常に格安・短期間です。だからといって内容が充実していないというわけではなく、むしろ他のプログラムよりも学べることが多いと思います。親日国・台湾で自分の可能性を広げてみてください。

堀井仁翔(理学部2年)
台湾ローカルプロジェクトでは、英語だけではなくその地域の文化や生活にも触れることができる。他のプログラムと異なり、英語力、計画力、実践力を向上させることができるプログラムである。