鴨川市
鴨川市は、房総半島の南東部、太平洋側に位置し、温暖な気候と美しい海岸線、豊かな緑に包まれた素晴らしい自然環境に恵まれているほか、日蓮聖人ゆかりの名刹や江戸幕府直轄牧の遺構や波の伊八の彫刻など、豊富な歴史資源を誇るまちでもあります。
また、市内には、鴨川シーワールド、プロ野球の県民球団がキャンプを張る充実したスポーツ施設、鴨川・小湊温泉郷を形成する数多くの宿泊施設、最先端の医療施設を核とする保健・福祉クラスター、二つの4年制大学のキャンパスなど、多彩で魅力ある資源は多岐に及び、際立った地域特性を有しています。
さらには、市域の中央部には、皇室献上米として名高い長狭米の産地である長狭平野が広がり、酪農や園芸作物の生産が盛んに行われる一方で、黒潮の恵みを受ける海岸部では県下有数の漁獲高を誇る漁業が営まれており、観光業と農水産業のまちとして発展してきました。
鴨川市では、こうした地域の特色や資源を活かした地方創生関連施策を展開するとともに、特に、充実した保健・医療・福祉環境と観光資源の集積とを本市の強みとして認識し、この強みを活かして「健やかさ」と「交流」にあふれる鴨川市を創造するための施策を重点的に実施していきます。
基本情報
〒296-8601 千葉県鴨川市横渚1450番地
面積191.14km2
人口32,955人(平成30年1月1日現在)
若者の移住に向けた取り組み
里山の廃校を活用した貸しオフィスの整備や、鴨川市総合交流ターミナルを中心に地域農産物の高付加価値化に取り組むとともに、鴨川市の特色と強みを活かして誰もが快適で過ごしやすい住環境と新たな社会システムを創出し、高齢者福祉・介護事業を含む健康福祉産業の振興を図り、ひいては雇用の創出と若年者の流入、地域経済の振興にも資するため、鴨川プラチナタウン(鴨川版CCRC)構想を推進しています。
こうした取組みを通じて、COC+参加大学をはじめ、市域に立地する大学等との連携により、地域の特色を活かした産業の振興、移住・定住を促進するとともに、地域の課題解決に向け、観光や医療・福祉をはじめとする多様な分野の人材の育成・確保に取り組んでいます。