御宿町
御宿町は千葉県の南東、房総半島の東に位置し、東京駅まで特急で80分の距離にある面積24.86km2のコンパクトな町で、豊かな自然と温暖な気候に恵まれています。
太平洋に面しており、千葉ブランド水産物である釣りキンメ鯛や伊勢えび、アワビなどの魚介類が水揚げされます。里山には、天然記念物ミヤコタナゴが生息するなど自然環境が良く、おいしいお米や花などの特産品があります。
観光では、海岸には約2kmに渡る真っ白な砂浜が広がり、画家加藤まさを氏が童謡『月の沙漠』を作詞した舞台となった場所に、月の沙漠記念像と月の沙漠記念館を建立し、多くの方が訪れています。また、以前は多くの海水浴客が訪れていましたが、近年の海水浴離れに伴う夏の観光客の減少が続くことから、夏に限らず、1年を通して宿泊客が訪れてもらえるよう各種イベントの実施や学校によるスクーリング宿泊体験を誘致するなど通年型観光を進めています。
千葉県下において、高齢化率が1位(48.44%)の町であるため自然増減はマイナスですが、転入数が転出数を上回るため社会増減はプラスであるという特徴があり、人口増減は微減となっています。
基本情報
〒299-5192 千葉県夷隅郡御宿町須賀1522
面積24.86km2
人口7,611人(平成29年12月28日現在)
若者の移住に向けた取り組み
グローバル教育の推進による若者定着
御宿町では「生涯活躍のまち・おんじゅく(御宿版CCRC)構想」の推進に着手しており、医療・介護の施設などを誘致することで若者の働く場の創出に取り組みながら、交流サロンの設置といった地域交流の促進や農業・漁業・商工観光による地域資源を活かした魅力ある町づくり、さらには大学連携による生涯学習プログラムやセカンドキャリア支援プログラムを開発・提供することなどにより、多くの方が移住する取り組みを実施していきます。